【タランティーノ】デスプルーフ イン グラインドハウス【復活】

アメリカのバッドガールズが変質者とバトルする低級・低俗・低予算のB級映画。見る人を選ぶので誰にも勧めないけど、過剰なフェティッシュと暴力を自由に表現する本作は奇才クエンティン・タランティーノ復活の狼煙。Yahoo映画のユーザレビューではガールズの無駄な会話多すぎというコメント多数だが、この押し付けテイストこそ「帰ってきたタランティーノ」に違いない。スタイリング、ミュージック、カメラワークのインパクトは、さすがタランティーノというこだわりに思わずニンマリ。 見終わった後の自分が強くなったような気がして非常に爽快な気分に。キル・ビルもそうだったけどタランティーノの映画は公開初日に見に行くと映画が終わってから毎回必ず拍手が起こる。こんな満足感が得られる監督は他にいないですね。